「トキ」とは?──王林の香りと、ふじの歯ごたえ
トキは、青森県五所川原市の土岐傳四郎氏が育成し、2004年に品種登録された黄色いりんごです。登録上の交配親は「王林」と「紅月」ですが、遺伝子調査では「王林」と「ふじ」の交配である可能性が高いとされています。
- 香りが非常に強いのがいちばんの持ち味。王林ゆずりのさわやかな芳香です。
- 糖度は14〜15度ほど。酸味はおだやかで、甘く感じるタイプです。
- 果肉は緻密で果汁が多く、しっかりとした歯ごたえ。ふじに似たシャキシャキ感があります。
お客さまの声
「めちゃくちゃ甘くて美味しい!かたさもありサクサクなのがお気に入りです。」
「ふじの歯ごたえのあるシャキシャキ感、王林に似たさわやかな香りと甘さが最高です。」
「コクのある甘みと緻密な果肉の食感、果汁たっぷりのジューシーさがたまらない。」
「毎朝スムージーにしていただいています。トキりんごが一番好きです。」
おぐらやま農場のりんごが、ほかと違うところ
おぐらやま農場は、長野県安曇野市三郷小倉で無施肥(窒素肥料を一切使わない)・減農薬のりんご栽培に取り組んでいます。
1. 窒素肥料を一切使わない「無施肥栽培」
安曇野は北アルプスの雪どけ水が地下を巡る名水の里です。その地下水を守るため、おぐらやま農場では窒素肥料を一切使いません。窒素分は果実の苦味・渋みのもとになり、樹の中の植物ホルモンのバランスを崩して糖度を上げるはたらきを弱めるとも言われています。肥料を入れない畑の果実は、雑味が少なく、日持ちがよい——これが無施肥を続けるいちばんの理由です。
2. 化学農薬は慣行栽培の20%以下
肥料をやめると、驚くほど病虫害が減っていきます。十数年の試行錯誤の結果、化学農薬の使用量は慣行栽培の20%以下まで下がりました。ミツバチの大量死との関連が指摘されるネオニコチノイド系殺虫剤も、発がん性の議論が続くグリホサート系除草剤も、この農場では使用していません。除草剤そのものを使わないので、草は刈って土に還します。無農薬ではありませんので、その点は正直にお伝えしています。
3. 袋をかけない「無袋りんご」
おぐらやま農場のりんごは無袋栽培です。袋をかけずに最後まで太陽の光を浴びて育つので、味がのり、香りが立ちます。そのぶん果皮に日焼けやサビが出ることもありますが、味には影響ありません。
4. 葉っぱを摘まない
りんごの色づきをよくするために葉を摘む「葉摘み」をしません。葉は果実に糖を送る工場だからです。「見た目よりも、りんごの生命力とおいしさを第一に」という考えから、葉の当たったあとが残るりんごをそのままお届けしています。お日さまと葉っぱの恵みをたっぷり受けた証です。
5. 皮ごと、安心して
りんごの栄養は皮の近くに多く含まれます。窒素肥料・除草剤不使用、化学農薬も慣行の20%以下ですので、よく洗って皮ごとお召し上がりください。
おいしく食べるコツと保存方法
まずは皮ごと、丸かじりで
トキの持ち味は香りです。切る前に香りを、皮ごとかじって歯ざわりを楽しんでみてください。栄養は皮の近くに多く含まれます。
冷やしすぎない
食べる1〜2時間前に冷蔵庫から出すと、香りが立って甘みも感じやすくなります。
保存はポリ袋に入れて野菜室へ
りんごは乾燥に弱い果物です。ポリ袋に入れて口を軽く閉じ、冷蔵庫の野菜室で保存してください。りんごが出すエチレンガスは他の果物や野菜の熟成を進めるので、袋の口を閉じて他の野菜と分けて置くのがおすすめです。
こんな方におすすめです
- 香りの強いりんごが好きな方
- やわらかいりんごより、かたくてシャキシャキした食感が好きな方
- 酸味より甘みをしっかり感じたい方
- 減農薬や無施肥で育てた果物を選びたい方
- 皮ごと安心して食べられるりんごをお探しの方
- スムージーやサラダなど、生のまま使いたい方
りんごの品種と選び方
おぐらやま農場では、梨・洋梨・りんごをリレーするように収穫しています。旬が次々に移っていくので、食べ比べもおすすめです。
【梨】
8月末~あきあかり
9月中旬~豊水
9月下旬~南水
【洋梨】
8月末~オーロラ
10月上旬~バラード
11月上旬~ラ・フランス
11月下旬~シルバーベル
【りんご】
9月20日~トキ、ひめかみ、紅玉
9月末~シナノスイート
10月10日~かがやき
10月20日~シナノゴールド
10月25日~名月、シナノホッペ
11月15日~ふじ
※収穫時期はその年の天候により前後します。
よくあるご質問
Q. トキの時期はいつですか?
A. おぐらやま農場では例年9月中旬ごろから10月中旬ごろまでの出荷です。露地ものですので、その年の天候により前後します。
Q. 黄色いりんごですが、熟していますか?
A. トキはもともと黄色〜黄緑色の品種です。赤くならないのが正常で、収穫適期に穫っていますのでご安心ください。日の当たった面がほんのり色づくことがあります。
Q. 皮に葉っぱのあとやサビがあるのはなぜですか?
A. おぐらやま農場は袋をかけない無袋栽培で、葉っぱも摘みません。そのため葉の当たったあとや日焼け・サビが出ることがあります。お日さまと葉の恵みをたっぷり受けた証で、味には影響ありません。
Q. 大玉と中玉はどちらを選べばいいですか?
A. 食べごたえや贈りものには大玉、ご家庭で毎日食べるなら食べきりやすい中玉が向いています。味や栽培方法に違いはありません。
Q. 「無施肥・減農薬」とは具体的にどういうことですか?
A. 窒素肥料と除草剤は一切使用していません。化学農薬は慣行栽培の20%以下で、ネオニコチノイド系殺虫剤・グリホサート系除草剤は使用していません。無農薬ではありませんので、その点は正直にお伝えしています。